船井デジタル道場
和暦⇔西暦の相互変換が可能に!『和暦西暦変換プラグイン』のご紹介

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皆様こんにちは!あこまるです!
船井総合研究所で、kintone伴走支援・グロースクラウドサービスのカスタマーサクセスを行っています。kintoneユーザーの皆様の「kintone発想力」を伸ばしてもらえるようなkintoneの便利機能やプラグインの設定方法・事例をこちらのサイトで発信しています!
他の記事もぜひ目を通していただけると嬉しいです^^

今回は『和暦西暦変換プラグイン』をご紹介します。
こちらのプラグインはその名の通り、和暦と西暦が相互変換できるプラグインです!
それでは早速見ていきましょう♪
kintoneの日付フィールドは、基本的に「西暦」での表示になります。
CSVでのインポートを行う際は、下記のいずれかの形式で記載する必要があります。
YYYY-MM-DD(例:2022-4-1)
YYYY/MM/DD(例:2022/4/1)
YYYYMMDD(例:20220401)
YY/MM/DD(例:22/4/1)
MM/DD/YYYY(例:4/1/2022)
MM/DD/YY(例:4/1/22)
DD/MM/YYYY(例:1/4/2022)
DD/MM/YY(例:1/4/22)
引用:https://jp.cybozu.help/k/ja/id/040722.html#import_records_create_csv_09
日付フィールドは、例えば「生年月日」や「入社日」。
さらに「受注日」や「入金日」など、使われる頻度が非常に高いフィールドではないでしょうか?
ただ、日付フィールドは「西暦表示」が基本となっています。
「西暦から和暦に変換したり、和暦から西暦に変換したい・・・!」
なんてことはありませんか?
今回は、船井総研のオリジナルプラグイン「Funtone」より、そのお悩みを解決するプラグインがリリースされます!

最後までぜひご覧くださいね♪
『和暦西暦変換プラグイン』とは
『和暦西暦変換プラグイン』とは、西暦(日付フィールド)と和暦(文字列1行フィールドなど)を自動変換することができるプラグインです。
まずは、西暦⇒和暦の変換を見てみましょう。

このように、日付フィールドにデータが入力された瞬間に和暦表示に変換されます!
こちらのプラグインはなんと、通常フィールドだけでなく、テーブル内のフィールドにも対応しています!

そして気になる「元号」ですが、
・文字列1行
・ドロップダウン
・ラジオボタン
に対応しています!
ドロップダウン・ラジオボタンを利用する際は、フィールドに事前に元号のフィールドを準備しておく必要があります。

そして何よりもおすすめなポイントは「相互変換ができる!」ということです。
次は、和暦⇒西暦の変換を見てみましょう。

もちろん、和暦⇒西暦の変換もテーブルに対応しています。
これで、お客様に記入いただくデータが「和暦」ベースだったとしても、すぐに「西暦」に変換することが出来ますね!
この際「元号」が文字列1行フィールドだった場合は、打ち間違いも考えられます。
打ち間違いをしてしまったときは、下記のようなエラーが出てくれるので保存前に確認することもできます!

さらにこのプラグインを設定した後、
「これまでのデータにも一括で反映されてほしいのに・・・」ということもあるかと思います。
そんなご要望にもお応えし、一覧画面に一括変換を実行するボタンを付けました!

プラグインを入れた後でも、和暦と西暦の変換を一括で行うことが出来るので、インポートのし直し等のお手間を丸っと省いていただくことが出来ます!
一括変換でエラーが発生した場合
一括変換時に、元号の表記が間違っているなどで一括変換ができない可能性があります。
一括変換ができなかったレコードがある場合、変換処理完了時に以下のようなポップアップが表示されます。

このポップアップが表示されたときは『エラー内容をクリップボードにコピー』ボタンをクリックし、コピーした内容をメモ帳アプリやExcelに貼り付けしましょう!

貼り付けすると、エラーが発生したレコードの情報が見れます。
上記の場合、レコード番号が『4』のレコードの元号がおかしいので・・・

該当のレコードを見ると・・・元号の値が間違ってます!

間違いを修正し保存後、再度変換をかけると正しく計算されます♪
それでは早速設定してみましょう!
『和暦西暦変換プラグイン』の設定方法

本記事では船井総研オリジナルプラグイン「Funtone」を使用しています
◆プラグインの利用対象企業
- グロースクラウドをご利用のお客様
- kintone伴走支援をご利用のお客様
◆プラグインの取得方法
プラグインダウンロード専用URLからプラグインをダウンロードしてください。
専用URLが不明な方は、弊社とのチャットワークグループにてご質問ください。
⓪事前準備
はじめに、変換の対象になるフィールドを準備しましょう。
・日付フィールド
・元号(文字列1行 or ドロップダウン or ラジオボタン)
・年(数値フィールド)
・月(数値フィールド)
・日(数値フィールド)
※テーブル内フィールドにも対応しています!
①プラグインをアプリに追加します。
プラグインファイルをダウンロードしたら、まずはkintoneにプラグインを追加しましょう。
プラグインの追加方法はこちらの記事をご覧ください。
②プラグインの設定を開きます。
アプリの右上にある歯車マークをクリックし、設定タブ内の「プラグイン」をクリックします。

『和暦西暦変換プラグイン』の右横にある歯車マークをクリックします。

③プラグインを設定します。

基準となる「日付」と、事前に作成した「元号」「年」「月」「日」をそれぞれ対応していきます。
複数設定することも可能です。
一括変換ボタンの表示
「一括変換ボタンを表示する」にチェックを入れると、一覧画面に一括変換ボタンが表示されます。

設定を追加する場合
設定の追加は、「設定を追加+」ボタンでできます。

④プラグインを保存し、アプリを更新します。
プラグインの設定画面の最下部にある「保存」ボタンをクリックし、アプリの設定画面に戻り「アプリを更新」ボタンをクリックして完了です!
最後に
いかがでしたでしょうか?
『和暦西暦変換プラグイン』を利用することで、CSVで書き出したデータの活用やお客様に送付するご案内状などにも活用ができ、kintoneレベルがUPしそうですね!
「テーブルに設定したいけど、フィールドが増えてしまうのを防ぎたい・・・」などというお悩みがある場合は、Funtoneの『テーブル内フィールドの表示/非表示を切り替えられるプラグイン』を一緒に活用することで解決できるかもしれません!
kintoneの標準機能だけでもできることはたくさんありますが、今回のようなプラグインを利用することでもっと使いやすく、活用の幅を広げることができます!
1人では設定が難しいかも…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
kintone伴走支援・グロースクラウドをご契約の企業様は、オンラインサポート(チャットもしくはWEBミーティング)にてご相談も受けておりますので、ぜひご活用ください!