船井デジタル道場
「次のステータス」へ自動でバトンパス!うっかり忘れを防止する「プロセス操作js」

皆様こんにちは!デジタルおかんです!
船井総合研究所で、中小企業のデジタルシフト・DXのコンサルタントをしています。2004年にスウェーデンのウメオ大学教授が提唱された「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という言葉に感銘をうけ、中小企業にとって使いやすい、便利なITツールのご紹介やそのITツールの使いこなし方をこちらのサイトで発信しています!他の記事も目を通していただけると嬉しいです!
みなさまはkintoneのプロセス管理をどのようなシーンで使われていますか?
経費精算、稟議書、休暇申請等「申請系」に利用されるのが多いのではないでしょうか?
弊社は、プロセス管理を「TODO管理」アプリに使っています。
弊社のTODOアプリの使い方はサイボウズさんにも取材いただいたので、詳しくはぜひこちらの記事を読んでいただきたいのですが、
kintoneがあったから3人目を産もうと思えた!妊娠を機に考えはじめた育児と仕事の両立への葛藤
https://kintone-blog.cybozu.co.jp/tonakin/000804.html
「チームのタスクを可視化したことで、子供と一緒に一週間ハワイに行ける体制に!」からがTODOアプリの紹介です。
軽くご紹介すると、TODO管理をkintoneでやることで、期日や、優先順位や、進捗状況、今誰がボールを持っているのかが分かり、グラフで全体としての件数把握もできるのが便利です。という内容になってます。
上記のうちで、「プロセス管理」を使っているのは、ボールの所在を明確にするのに使っています。
誰かに仕事をお願いするときはもちろん、自分のタスクもTODOアプリにレコードを登録という感じです。
参考までに弊社のTODOアプリの登録画面をキャプチャします。

kintoneのTODOアプリでプロセス管理をしたときの課題
よくあるTODO管理ツールでは、内容・誰・期日を入力して保存するだけで、登録が完了します。kintoneのTODOアプリでも上記を登録するだけで登録は完了するのですが、プロセス管理を有効にすると、保存後にプロセスを回すという1アクションが増えてしまいます。

このワンアクションが煩わしい・・・ボタンを押すのをうっかり忘れたまま締切日になってしまうということにもなりかねません・・・
TODOですから、レコード保存と同時に依頼完了としたいですよね。これを実現したのが、「プロセス操作JS」です。
『プロセス操作JS』とは
レコード保存時に、2つ目のステータスに自動で回してくれるJavaScriptです。

保存を押すと、「よろしくお願いします」のボタンを押さずに自動で作業中のステータスに行きます。

これでプロセスを回し忘れるといううっかりミスを防げます。
うっかり保存ボタンを押してしまった!ということは少ないと思いますが、押したとしても依頼された人が取り掛かる前に編集してしまえば問題ありません。
プロセス操作JSの設定方法
導入はとても簡単です。JavaScriptを入れるだけで大丈夫です。
JavaScriptファイルのアップロード方法
アプリ設定画面に入り、設定タブからJavaScriptファイルをアップロードします。

保存して、アプリを更新します。

最後に
いかがでしたでしょうか?
私たちのTODOアプリのように、保存と一緒に次のステータスに動かしたい!という方にとても便利な機能ですよね!
ニッチな要望かもしれませんが・・・!と思いますが(笑)
このように弊社ではニッチだけどあると絶対便利になるプラグイン、JavaScriptをFuntone(ファントーン)として提供しています。ぜひほかのFuntoneも見てみてください!

船井総研はサイボウズ®のオフィシャルパートナーです!
船井総研では、コンサルティング会社として中小・中堅企業様をご支援する中で、kintoneを利用した業務改善も多数行っています。
様々な業種でkintoneを用いた業務改善を行った実績があり、そのノウハウを活かして「kintone伴走支援」サービスを提供しております。
「kintoneの運用に困っている…」という企業様だけでなく、
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