船井デジタル道場
複雑なスケジュールも一目瞭然!『ガントチャートプラグイン』のご紹介

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皆様こんにちは!あこまるです!
船井総合研究所で、kintone伴走支援・グロースクラウドサービスのカスタマーサクセスを行っています。kintoneユーザーの皆様の「kintone発想力」を伸ばしてもらえるようなkintoneの便利機能やプラグインの設定方法・事例をこちらのサイトで発信しています!
他の記事もぜひ目を通していただけると嬉しいです^^

今回は『ガントチャートプラグイン』をご紹介します。
こちらのプラグインは、カンタンなマウス操作でレコード登録ができ、複雑なスケジュールも直感的に見やすくできちゃうプラグインです!
それでは早速見ていきましょう♪
日々の業務の中で、

たくさんの店舗のスケジュールを一気に見やすく管理するのが大変だなぁ・・・

工事の進捗管理や、現場の担当者のスケジュール管理ができたらなぁ・・・
なんてことはありませんか?
そんな方におすすめなのが、こちらの「ガントチャートプラグイン」です。
スケジュールの管理や予約の管理など、様々な場面で大活躍するプラグインです♪
非常におすすめなので、皆さん絶対に最後まで見ていってくださいね!
『ガントチャートプラグイン』とは
『ガントチャートプラグイン』とは、一覧画面にガントチャート形式の画面を表示し、マウス操作で期間を指定してレコードを作成することができるプラグインです。

レコードの作成方法もとっても簡単!
まるで線を引くのと同じ感覚でレコード登録が出来るので、誰でも直感的に操作ができますね!
さらに、一度登録したレコードをクリックするだけですぐに編集することもできるので、画面の遷移を最小限に抑えられます。
ここからはガントチャートプラグインの便利な機能をご紹介いたします。
①ガントチャート上での絞り込み・ソートが可能!
ガントチャートに表示しているリソースの絞り込みが可能です。
例えば
「エリアが “中部” の店舗だけに絞り込みたいな」という場合には、下記のように簡単に絞り込みが出来ます!

また、ソート(並び替え)もワンクリックで切り替えができます。
複数のソートを掛け合わせることもでき、現在のソートの優先順位も表示されます!

②ガントチャートの開始日を決められる
ガントチャートの開始日も画面上でサクッと選択ができます。
カレンダーが表示されるので、開始日としたい日付を選択しましょう。

③文字色や背景色を自由に設定できる
なんと!こちらのプラグインは、表示される文字の色や背景色を自由に設定することが出来ます!
もちろん複数条件、複数色も可能です。
さらにカラーコード指定もできるので、各店舗やイメージカラーに応じた設定が可能です。
保存前に設定した色での表示がどのようになるのか、プレビューできるのも嬉しいポイントです。

『ガントチャートプラグイン』の設定方法

本記事では船井総研オリジナルプラグイン「Funtone」を使用しています
◆プラグインの利用対象企業
- グロースクラウドをご利用のお客様
- kintone伴走支援をご利用のお客様
◆プラグインの取得方法
プラグインダウンロード専用URLからプラグインをダウンロードしてください。
専用URLが不明な方は、弊社とのチャットワークグループにてご質問ください。
①プラグインをアプリに追加します。
プラグインファイルをダウンロードしたら、まずはkintoneにプラグインを追加しましょう。
プラグインの追加方法はこちらの記事をご覧ください。
②プラグインの設定を開きます。
アプリの右上にある歯車マークをクリックし、設定タブ内の「プラグイン」をクリックします。

『ガントチャートプラグイン』の右横にある歯車マークをクリックします。

③プラグインを設定します。
日付/日時フィールド設定
まずは基準となる日付・日時フィールドを設定します。

イベント表示フィールド設定
次に、イベント表示フィールド設定をします。
イベント表示フィールドとは、ガントチャート上に表示されるレコードのタイトルのようなものです。
例えば下記のように、イベント名・店名・状況を設定すると、
ガントチャート上にも同じ並びで、フィールドの内容が表示される仕組みです。

リソースフィールド設定
次に、リソースフィールド設定をします。
リソースフィールドでは、ガントチャートの左に表示されるリソースを設定することが出来ます。

ダイアログ入力フィールド設定
ダイアログ入力フィールドは、ガントチャート上でレコードを登録する際に出てくるポップアップの画面に表示するフィールドのことです。

また、先ほどの「リソースフィールドの設定」でダイアログに表示のチェックをつけると、
表示される画面にリソースが表示されます。

イベントクリック時の動作設定
一度ガントチャートに登録したレコードをクリックした際の動作を設定できます。
レコード詳細画面を表示を選択すると、すぐに詳細画面に遷移します。

ダイアログでレコードを編集を選択すると、ポップアップの画面を挟んでから詳細画面に遷移できます。

イベントの移動/拡大/縮小の設定
一度作成したガントチャートを、ドラッグアンドドロップでの移動を許可したり、禁止したりすることが出来ます。

許可するを選択すると、一度登録したデータの日付の移動などを簡単に行うことが出来ます。
禁止するを選択すると、ドラッグアンドドロップでの移動が出来ません。
確認ダイアログを表示を選択すると、移動をした際に確認メッセージを表示することが出来ます。

移動時、イベントの開始日や終了日の変更の際に、それぞれどのようなメッセージを表示するのかも設定することが出来ます。
条件書式の設定
条件に応じて、文字色・背景色を設定することが出来ます。
複数設定も可能なので、いくつか条件を設定するとカラフルになります♪

曜日/祝日列の文字色/背景色設定
曜日ごとにガントチャート上のセルの書式を設定しておくことが出来ます。

例えば、日曜日は赤文字・土曜日は青文字で設定をした場合は、このような表示形式になります。

その他
表示は週次/月次で切り替えが可能です。
週次の場合、表示期間の初期値は1週間~5週間から選択でき、月次の場合、表示期間の初期値は1ヶ月~5ヶ月で設定できます。
表示の開始日は、当日・1日・指定日からお選びいただくことが出来ます。
週次表示(4週間)のイメージはこちらです!

月次表示(3か月)のイメージはこちらです!

月次表示の場合は、下にスクロールバーが出る仕組みになっています。
スクロールが長くて大変なので、もっとスリムにしたい!という方は、イベント表示列の幅を調整がおすすめです!
イベント表示列の幅は、1日あたりのセルの大きさを調整できます。
標準的な40ピクセルでの表示と、その半分の20ピクセルでの表示の対比をご覧ください!

最後に、表示する一覧を設定して設定は完了です!
④プラグインを保存し、アプリを更新します。
プラグインの設定画面の最下部にある「保存」ボタンをクリックし、アプリの設定画面に戻り「アプリを更新」ボタンをクリックして完了です!
最後に
いかがでしたでしょうか?
『ガントチャートプラグイン』を利用することで視認性がUPするので、入力をされる方も、入力された情報を見る方も、直感的な作業ができるようになります!
できることが多い分、設定項目もやや多めではありますが、ご興味のある方はぜひぜひご利用くださいませ。
船井総研ではニッチだけどあると絶対便利になるプラグイン、JavaScriptをFuntone(ファントーン)として提供しています。
kintoneの標準機能だけでもできることはたくさんありますが、今回のようなプラグインを利用することでもっと使いやすく、活用の幅を広げることができます!
1人では設定が難しいかも…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
kintone伴走支援・グロースクラウドをご契約の企業様は、オンラインサポート(サポートチャット/サポートメール/WEBミーティング)にてご相談も受けておりますので、ぜひご活用ください!

船井総研はサイボウズ®のオフィシャルパートナーです!
船井総研では、コンサルティング会社として中小・中堅企業様をご支援する中で、kintoneを利用した業務改善も多数行っています。
様々な業種でkintoneを用いた業務改善を行った実績があり、そのノウハウを活かして「kintone伴走支援」サービスを提供しております。
「kintoneの運用に困っている…」という企業様だけでなく、
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という企業様も、ぜひ船井総研のkintone伴走支援をご活用ください!