導入事例

Case

グロースクラウド・kintone伴走支援を
導入いただいている企業様へのインタビュー

レンタカーシステムが新規事業の長期レンタカーの業績アップを加速!40台を1人で管理し、車両収支の可視化で売上を最大化した方法

公開日:2025年12月29日
About 山田自動車 様

静岡県沼津市を中心に、自動車整備(車検・点検・一般整備)、カーリース委託整備、車体整備事業を展開。新規事業のレンタカー事業立ち上げと同時にkintoneを導入し、スピーディーな事業立ち上げに成功。 今回は、レンタカー事業責任者の藤波様にお話を伺った。

導入背景:既存資産を活かし、低コストで新事業に参入

インタビュアー

貴社は元々、自動車の整備やリースのメンテナンスが本業とのことですが、レンタカー事業を始められた経緯からお聞かせいただけますか?

藤波様

従来の事業に加え、収益の柱を増やしたいという思いがありました。低コストで売上が立つこと、そして既存の自動車整備やリースの資産(車)を有効活用できることから、レンタカー事業に参入しました。

kintone導入前の課題、導入を決めた理由を教えてください

インタビュアー

新規事業の立ち上げにあたり、kintoneを導入された決め手は何だったのでしょうか?

藤波様

新規事業を始めるにあたり、「何から管理していいか分からない」という課題がありました。

インタビュアー

新規事業では、まず管理項目を決定する段階が必要になりますよね。

藤波様

はい。実は弊社ではNotionでのデータ管理が進んでいます。ただ、こちらのシステムでレンタカー事業を管理する場合、自社で一から管理画面を作る必要がありました。

一方kintoneなら、船井総研さんが構築したパッケージ(グロースクラウド)を導入するだけですぐに使える状態になっていました。「こういう集計項目を見て、このKPIを追っていけば間違いない」という型が最初から用意されていたので、Notionで管理画面を作るのに迷う時間を短縮でき、スピーディーに事業を立ち上げることができました。

kintone導入後、社内での入力浸透や活用促進で行った取り組みについて教えてください

インタビュアー

kintone導入にあたり、藤波様ご自身は、新しいシステムに慣れるのに苦労されましたか?

藤波様

kintoneの操作自体は比較的スムーズに慣れることができたと思います。

インタビュアー

実際に運用を始めてから、入力のハードルを感じることはありませんでしたか? 他社様では「予約を入れるだけで精一杯で、請求情報の入力まで手が回らない」という声もよくお聞きします。

藤波様

確かに、ただ予約を入れるのと、売上として正しく反映させるのとでは勝手が違いますよね。私も最初は「発行日を入れないと集計に反映されない」などの細かいルールを一つひとつ確認しながらマスターしていきました。

インタビュアー

藤波様が中心となって、山田自動車様独自のルールを構築されたのですね。

藤波様

そうですね。例えば長期レンタカーの場合、一括で数ヶ月分お支払いいただくこともありますが、そのまま入力すると月ごとの稼働率がズレてしまいます。そのため、「請求書は1ヶ月ごとに区切って発行する」といったルールを決めました。

インタビュアー

現場だけでなく、経理上の処理まで踏み込んでルール化されたのは素晴らしいですね。

藤波様

経理担当とも相談して、「月末締めで請求書を発行する方がやりやすい」といった現場の声を反映させ、今の形に落ち着きました。現在は私を含め数名で触っていますが、他の担当者が迷っている時は電話で「そこはこのボタンを押せば反映されるよ」とサポートしています。

インタビュアー

誰か一人が「正解」を知っている状態で、それを徐々に波及させていくことが、スムーズな浸透の鍵だったのですね。

藤波様

私が「やりやすいようにやりたい」と試行錯誤してきた結果ですが(笑)、日々の業務を入れれば自然と数字が積み上がる状態を作れたのは、このパッケージの型があったからこそだと思います。

kintoneを導入した効果と具体的な成果について教えてください。

インタビュアー

kintoneをどのように利用されていますか?

藤波様

まず、車が40台ほどありますが、一人で回せるのはkintoneがあるからこそでしょうね。特に、レンタカー事業で重要な反響管理の仕組みが最初から明確だったのが助けになりました。

インタビュアー

社では、車両管理アプリを使って一台ごとの収支を把握されていますね。この指標が把握できることで、どのような効果がありましたか?

藤波様

「どの車両が稼ぎが悪いか」を把握するのに役立っています。減価償却費や整備コストといった『コスト合計』と、『貸し渡しによる売上』が連動しているため、損益分岐点に達しているかが一目で分かります

インタビュアー

実際、収支を見て驚いたことはありますか?

藤波様

ええ。同じ時期に仕入れた車両でも、レンタルの回り方によって収支に大きな差があることが分かりました。マイナスが続いている車があれば、それは稼働率が悪いか、人気の車種ではないということです。車両管理アプリは、感覚ではなくデータに基づいた、次の車両仕入れの判断に役立っています。

外部連携について

インタビュアー

貴社はウェブサイトからのメール問い合わせをkintoneに自動で取り込む、先進的な仕組みを導入されていますね。

藤波様

はい。ウェブサイトの問い合わせフォームと連携させ、お客様が入力した氏名や連絡先といった情報が、直接kintoneにレコードとして登録されます。

インタビュアー

その効果はいかがですか?

藤波様

メールの見落としが完全になくなりました。特に問い合わせが多い時期や、担当者が他の業務で手一杯の時でも、反響は確実にkintoneに蓄積され、対応漏れを防げるのが大きなメリットです。

インタビュアー

反響管理アプリに失注分も含めてデータを蓄積しているのは、なぜでしょうか?

藤波様

次の経営判断に活かすためです。電話での問い合わせの場合、担当者が「空きがないから無理です」と断ってしまえば、その情報が組織に残らないですよね。

インタビュアー

問い合わせが「なかったこと」になってしまう。

藤波様

そうです。しかし、kintoneで失注理由(例:空き車両なし、希望車種がないなど)まで記録することで、「うちの車がないから失注した」のか、「単にタイミングが悪かった」のかが分かります。その結果、「このクラスの車が足りてないから、あと一台投入しよう」といった具体的な車両投入計画に繋げることができます

今後、kintoneで実現したいことを教えてください

インタビュアー

今後の展望や、kintoneで実現したい目標について教えてください。

藤波様

現在、車両のコスト管理や仕入れ計画を他のシステム(ノーションなど)にも入力しているため、二重入力が発生しています。今後は、予約・売上管理だけでなく、車両の仕入れ・収支管理までをkintoneだけで一気通貫させたいです。具体的には、月間稼働率の自動算出といった、経営判断をさらに加速させるための機能強化を進めたいと考えています。

最後に、今からデジタル・DX化を進めようとしている企業様に向けてメッセージをお願いします!

インタビュアー

最後に、これからkintone導入やDX化を検討されている企業様へ、応援メッセージをお願いします。

榊原様

新規事業を立ち上げる際など、「何を管理していいか分からない」方は、専用のパッケージを絶対に使った方がいいです。

インタビュアー

その心は?

榊原様

迷う時間を短縮し、「どういう集計をすべきか」という型を最初から手に入れられるからです。パッケージを導入すれば、日々の業務管理をしているだけで、自然と経営に必要な集計や指標が手元に集まってくる。業務がそのまま経営判断に繋がっていくので、ぜひ導入を検討すべきだと思います。


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