導入事例

Case

船井ファストシステムを
導入いただいている企業様へのインタビュー

コメント・スレッドの活用により、付箋でのやり取りから卒業。お客様対応の品質向上を実現した事例

公開日:2024年12月23日
About 金子司法書士行政書士事務所 様

金子司法書士行政書士事務所は、神奈川県平塚市にある司法書士・行政書士事務所。 不動産や預金の相続手続きのサポートや、生前贈与のサポート、また遺言コンサルティングサポート等と幅広いサポートを提供している。 今回は、司法書士・行政書士である代表・金子智明先生にお話を伺った。

kintone導入前の課題を教えてください

金子先生

導入前の課題としては、案件管理ができておらず、誰が担当をしていてどこまで進んでいるのかが不明確だったことです。

事務所内での連絡についてkintoneをどのように活用されているかを教えてください

金子先生

事務所内連絡をスムーズに行うためにスレッドを作成して活用しています。kintone導入前は付箋をデスクに貼るということをしていたので、打合せ後はデスクが付箋だらけになってしまうこともありましたが、今ではkintoneで一元管理ができるようになりました。

また案件管理アプリのコメント機能を活用しており、案件担当者の進捗メモのような形で利用しています。

インタビュアー

スレッドについて、具体的にどのような使い方をされているか教えていただけますでしょうか?

金子先生

スレッドでは、お客様から頂いた質問案件に関する問い合わせに関するやり取りを行っています。スレッドだと、担当者だけではなく全員に通知を送ることもできるので「出先にいるときにこのお客様からご連絡が来たら、このように対応してください」という内容の共有もしています。

kintone導入後の業務の進め方がどのように変わったかを教えてください

金子先生

電話対応が大きく変わりました。導入前はお客様からお電話をいただいた時にすぐに相手方の情報を確認することが出来なかったため、電話を保留にしながら5分から10分ほど紙ファイルを探し、見つからないときは折り返しをするということもあり、お客様のことをお待たせてしまうということもありました。

しかしカイクラを導入しkintone連携をしたことで、kintoneにデータを入力しておくだけで、お電話をいただいたときにその方のお名前がすぐに表示されて、kintoneの反響管理や案件管理の情報を着信があった瞬間に確認できるようになったので、業務効率化にも繋がりました。

※カイクラとは?<https://kaiwa.cloud/feature/>

お客様との“会話”をクラウド管理する次世代型コミュニケーションプラットフォームです。固定電話に着信があった際に、PCやタブレット端末に顧客情報やこれまでの対応履歴を表示させることができるシステムで、連携しているアプリの該当顧客のレコード詳細画面へボタン1つで遷移することができます。

kintoneの運用を事務所全体に定着させるにはどのくらいの期間がかかりましたか?

金子先生

個人差はあると思いますが、約1ヶ月程度で慣れたのではと思います。

導入時には事務所全体に対して「手書きのメモを書いている時間と、その場でパソコンに入力してもらう時間を比較すると、やはりパソコンに入力していってもらった方が早い」ということを周知しました。

定着までの具体的な流れとしては、まず僕が船井さんにやり方を教えていただき、それから所員に伝えながら、慣れない人には個別にサポートをしていました。

今後、kintoneで実現したいことを教えてください

金子先生

船井さんにも相談している状況ですが、戸籍請求の詳細な進捗管理を行いたいです。

基本的に住民票の請求をしてから戸籍請求をしますが、何度戸籍請求をしているかをすぐに確認できるようにするアプリを作りたいと思っています。

最後に、今からデジタル・DX化を進めようとしている企業様に向けてメッセージをお願いします!

金子先生

案件が増えてくると管理がしきれなくなってしまったり、kintoneのカスタマイズまで手が回らなくなってしまいがちでしたが、kintoneのカスタマイズ構築に関しては船井さんにお任せして良かったなと思います。