船井デジタル道場
レコードの新規登録時にテーブル内の情報を初期表示できる!『テーブル複数行初期表示プラグイン』
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こんにちは!あこまるです!
船井総合研究所に勤務しており、現在は船井ファストシステムを導入されている企業様のサポートを行っております。このデジタル道場では、「kintoneってそんなことまでできるんだ!」とテンションの上がる記事を掲載しています。
是非他の記事もご覧ください!
kintoneをご利用いただくなかで、こんなお悩みはありませんか?
案件管理アプリを使っています。
ルックアップフィールドを使って、取引先マスタからデータを参照していますが、ルックアップフィールドだけでなく、コピー先のフィールドにしている会社名フィールドや担当者名フィールドからでも検索することはできませんか・・・?
分かります!面倒ですよねぇ。。。基本料金と手数料の2行だけだったら何とか頑張れるかもしれませんが、もっと多くの項目があったりすると面倒ですよね。。。。こちらkintoneの標準機能ではできませんが、TiSさんのテーブル複数行初期表示プラグインを使えばできますよ!
『テーブル複数行初期表示プラグイン』とは
『テーブル複数行初期表示プラグイン』とは、レコードの新規登録の際にテーブル内フィールドに必要な行数と値を初期表示するプラグインです。
このプラグインを設定することで、毎回決まった内容をテーブルに入力するという手間を省くことが出来るようになります!
冒頭の例にあったように、必ず請求する商品はレコード作成時点でテーブルに表示させておきたい時に、非常に役立つプラグインです。
『テーブル複数行初期表示プラグイン』の設定方法
プラグインをアプリに追加します。
プラグインはTiS様のサイトからダウンロードが可能です。
少し下にスクロールしていただき、画面中央にある「ダウンロード」を押していただくとプラグインをダウンロードすることが出来ます。
その後、ダウンロードしたプラグインをアプリに追加します。
追加方法はこちらの記事をご覧ください。
フォームの設定をします。
今回は以下のように、新規レコード作成時に「必須」項目として「基本料金:10000円」「手数料:5000円」がテーブル内に初期表示されるように設定してみましょう!
フォームの設定について
① テーブルフィールドを準備します。
テーブル複数行初期表示プラグインは、テーブル内の複数行の情報を初期表示させるためのプラグインとなっているため、まずはテーブルをフォーム内に設置します。
② テーブルフィールド内に他のフィールドを追加します。
テーブル内に、文字列(1行)フィールドや数値フィールド等の他のフィールドを追加します。
今回は「必須」項目として「基本料金:10000円」「手数料:5000円」がテーブル内に自動で表示されるようにするため、テーブルに以下のフィールドを設定します。
プラグインの設定をします。
フォームの設定が完了したら、プラグインの設定をします。
プラグインの設定画面から、どのフィールドに対してどの初期情報を入力させておきたいかを設定しましょう!
まずは、アプリの右側の歯車マークから『設定』をクリックしていただき『プラグイン』をクリックします。
続いて『kintone テーブル複数行初期表示プラグイン』の右横にある歯車マークをクリックします。
プラグインの設定について
続いて、プラグインの設定方法をご紹介いたします。
こちらでは初期表示させたいテーブル内容を登録します。
今回は「必須」項目として「基本料金:10000円」「手数料:5000円」がテーブル内に初期表示されるようにするため、以下のように設定します。
プラグインを保存し、アプリを更新します。
プラグインの設定画面の最下部にある「保存」ボタンをクリックし、アプリの設定画面に戻り「アプリを更新」をクリックして完了です!
すると以下のように、レコードを新規作成すると「基本料金:10000円」「手数料:5000円」がテーブル内に初期表示されるようになりました!
初期表示させるフィールド数や項目が多い場合、kintoneの動作が遅くなる場合がございますのでご注意ください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
kintoneの標準機能だけでもできることはたくさんありますが、今回のようなプラグインを利用することでもっと使いやすく、活用の幅を広げることができます!
1人では設定が難しいかも…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
船井ファストシステムをご契約の企業様は、オンラインサポート(チャットもしくはWEBミーティング)にてご相談を受け付けておりますので、ぜひご活用ください!