船井デジタル道場
フィールドを隠したい!~「フィールド非表示プラグイン」~
INDEX
こんにちは!みなさん、快適なkintoneライフを送っていますか?
kintoneは、業務で必要だと思ったアプリを、サクッと開発できるのは便利ですよね。
でも、しばらくアプリを利用していると、「このフィールドは、営業部門は利用するけど、現場部門には見せたくない」など、利用する人や組織に合わせてアプリを分ければよかったが、既にアプリが利用されているため、今さら作り替えることができないということはないでしょうか?
その様な時に役立つ、TiS様が開発された「フィールド非表示プラグイン」をご紹介します!
「フィールド非表示プラグイン」とは?
「フィールド非表示プラグイン」を利用すると、指定したフィールドの表示を隠すことができ、特定のユーザーや組織に所属する人には、このフィールドは隠したいという場合に、活用できます。
例えば、以下の様に「現場部門のユーザーには、金額と顧客情報メモは非表示。また、テーブル内の対応メモも非表示。」の様な、設定を行うことができます。
kintone標準機能の「フィールドのアクセス権」との使い分けポイント
kintoneの標準機能に、「フィールドのアクセス権」があります。こちらの機能は、今回ご紹介したプラグインと同じく、各フィールドに対して、誰が閲覧(表示)/編集できるかを設定できます。
どちらを利用したほうがいいか、使い分けのポイントをご紹介します。
「フィールド非表示プラグイン」 をオススメする場合
「フィールドのアクセス権」の場合、非表示にする項目一つ一つに対して、ユーザーや組織の指定が必要になります。一方、「フィールド非表示プラグイン」では、 複数のフィールドを一つのまとまりとして、非表示の設定ができます。
例えば、「金額と顧客情報メモは、現場部門には見せない」の様に、同時に複数項目を非表示にしたいという場合には、「フィールド非表示プラグイン」の方が簡単に行うことができます!
「フィールドのアクセス権」をオススメする場合
「フィールド非表示プラグイン」の設定は簡単ですが、フィーイールドを非表示にすることしかできません。一方、「フィールドのアクセス権」の方は、閲覧(表示)と編集の二つを設定できます。
例えば、「現場部門には、金額は非表示。商談状況は閲覧(表示)だけ。顧客情報メモは編集もできる」の様に、隠すものや編集できるものを一つ一つ設定できるので、より詳細なアクセス権を設定したい場合には、「フィールドのアクセス権」がオススメです!
一覧画面での表示について
「フィールド非表示プラグイン」を利用して、フィールドの非表示を設定しても、一覧画面ではフィールドが表示されてしまいます。もし、一覧画面でもフィールドを非表示にする場合には、「フィールドのアクセス権」にて設定してください。
「フィールド非表示プラグイン」 の設定方法
②プラグインの設定
アプリの設定画面の「設定」タブを開き、「プラグイン」をクリックしてください。その後のプラグインの一覧画面にて、「フィールド非表示プラグイン」の横にある歯車ボタンをクリックします。
「フィールド非表示プラグイン」を設定します。
- 「 非表示フィールド」では、隠すフィールドを指定します。 複数のフィールドを非表示にする場合は、フィールド名の横に表示された青いプラスボタンで増やすことができます。
- 「 非表示条件」では、誰に対して非表示にするか指定します。対象は、ユーザー名などの横に表示された青いプラスボタンをクリックすることで複数の設定ができます。
プラグインの設定完了後、「保存」ボタンをクリックします。
③最後に「アプリを更新」を忘れずに!
プラグインの設定完了後、「アプリの設定 」画面に戻り、「アプリを更新」をクリックしてください!
以上で、プラグインの設定は完了です。
いかがでしたでしょうか?ちょっとフィールドを隠したい時に、便利なプラグインです。
ぜひ活用してみてください!