船井デジタル道場
案件進捗・日程管理(ガントチャート)アプリをTODOアプリに名称変更し、タスク管理と業務工数が把握できるアプリに大幅変更いたしました。
INDEX
- 1 アップデートした案件管理・TODOアプリの画面の動き
- 1.1 ①案件管理で業務マスタを登録した時点で作業完了予定日が自動で登録される
- 1.2 ②~③の変更に関してのアプリのフィールドの変更点
- 1.3 ③業務マスタ登録時点で担当者が登録されていないまま、TODOアプリに登録すると、案件担当者のタスクとして登録されます。
- 1.4 ④TODOアプリ内で業務の「進捗状況」が入力でき、状況を「完了」に変更すると、「完了日」と「差分」が自動で入力されます。
- 1.5 ⑤TODOアプリ内に作業時間を入力できる項目を設けました。記入いただくと、担当者毎の業務平均時間がわかります。また、案件毎のトータルの工数や職種別の工数も把握できるようにしました。
- 1.6 ⑥案件管理で案件毎の進捗状況(TODOアプリに登録されている一覧)を把握しやすくしました。
相続CRMの案件進捗・日程管理(ガントチャート)アプリは、案件管理で登録したパッケージを業務と担当者ごとにレコードを表示できるようにし、ガントチャートを作れるアプリとしていましたが、業務パッケージ登録時点で担当者が決まっていない。また、案件管理にて作業開始日と作業完了予定日を入力しないとガントチャートに反映されないため、ガントチャートがうまく使えない。
というご意見を頂いておりました。
こちらについて、弊社コンサルタント、ご意見をいただいたお客様とも議論を重ね、案件進捗・日程管理(ガントチャート)の目的を「タスク管理」をメインとしたアプリに変更させていただくことになりました。
具体的な変更点は下記の通りです。
変更点
①案件管理で業務マスタを登録した時点で作業完了予定日が自動で登録されます。
②案件進捗・日程管理(ガントチャート)アプリをTODOアプリに名称変更しました。
③業務マスタ登録時点で担当者が登録されていないまま、TODOアプリに登録すると、案件担当者のタスクとして登録されます。
④TODOアプリ内で業務の「進捗状況」が入力できるようしました。状況を「完了」に変更すると、「完了日」が自動で入力されます。入力すると、当初予定していた「作業完了予定日」から差分日数が自動計算され、予定よりも早く終えられたか、遅くなってしまったかが分かります。
⑤TODOアプリ内に作業時間を入力できる項目を設けました。記入いただくと、担当者毎の業務平均時間がわかります。また、案件毎のトータルの工数や職種別の工数も把握できるようにしました。
⑥案件管理で案件毎の進捗状況(TODOアプリに登録されている一覧)を把握しやすくしました。
それぞれ詳しくご説明させていただきます。
アップデートした案件管理・TODOアプリの画面の動き
①案件管理で業務マスタを登録した時点で作業完了予定日が自動で登録される
まず、案件管理に受任した案件の登録を登録をしていただきます。
登録していただくと、受任日と同じ日が作業開始日に登録されます。受任したタイミングと作業開始するタイミングがずれることもあることを想定し、このような登録方法にしております。
次に受任した業務を業務マスタを登録していただきます。業務マスタごとに目標日数が登録されますので、この目標日数を作業開始日に加算して、作業完了日を出せるようにしています。
②~③の変更に関してのアプリのフィールドの変更点
お知らせ欄のアイコン一覧をTODOに変更しました。
TODOアプリに案件担当者欄、状況、作業時間、完了日、差分(作業完了予定日ー完了日の日数)、職種、進捗状況メモ欄を追加しました。
③業務マスタ登録時点で担当者が登録されていないまま、TODOアプリに登録すると、案件担当者のタスクとして登録されます。
変更前のアプリでは、案件管理登録時点で、それぞれの業務の担当者が登録されていないまま「ガントチャートに登録」をしていただいても、担当者ごとに案件ごとの担当者でガントチャートに表示されるようにしていましたので、ガントチャート上に表示されない。ということがありました。
ガントチャートアプリでは、ガントチャート表示のほか、「担当者ごとの業務数」を把握する。という機能も果たす必要がありましたので、「担当者」が空欄の場合は、案件管理担当者の業務として登録されるようにし、TODOアプリ(旧ガントチャートアプリ)で担当者を設定できるようにしました。
下記が変更したアプリの利用方法です。
「士業市子」さんのTODO一覧というように担当者ごとのタスク一覧が出せるようになりました。
担当者をTODOアプリで設定することができます。
野口さんのTODO一覧画面では
④TODOアプリ内で業務の「進捗状況」が入力でき、状況を「完了」に変更すると、「完了日」と「差分」が自動で入力されます。
「状況」のラジオボタンを『完了』に変更すると、完了日が自動で入力されます。さらに、作業完了予定日から、実際の完了日までの日数を自動で計算することができます。
目標との乖離がわかりますので、業務フローの見直しや目標設定の見直しなど業務改善の指標としてご利用いただけます。
⑤TODOアプリ内に作業時間を入力できる項目を設けました。記入いただくと、担当者毎の業務平均時間がわかります。また、案件毎のトータルの工数や職種別の工数も把握できるようにしました。
作業時間を入力していただくことで、担当者ごとの業務作業時間を出すことができます。
人によって得意な業務、不得意な業務も出てくると思いますので、業務が早い方にどのようにすれば早く終えることができるのかを教えてもらって事務所全体での業務効率を上げていく取り組みをしたり、得意な人に得意な業務を行っていただく分業体制をとって事務所の生産性を上げていく判断に利用していただくことができます。
作業時間の入力を徹底されたい方は、状況を「完了」にしたら必須で作業時間のフィールドを必須で入力しなければいけないようにすることをお勧めします。
こちらはTIS様の条件分岐処理プラグインを利用することで可能ですので、工数管理までチャレンジされたい方はぜひご利用ください!
案件管理アプリで案件単位の工数、職種別の工数がだせ、案件単位の生産性が把握できるようになります。
案件単位の工数は、TODOアプリで入力しただけでは案件管理アプリで反映されません。TODOアプリで入力したあと、案件管理アプリのレコードを「編集」した際にTODOアプリで入力した数字が合計されます。
案件管理の「進捗状況」を「完了」にする際に自動計算されますので、完了した案件の生産性確認にご利用ください。
⑥案件管理で案件毎の進捗状況(TODOアプリに登録されている一覧)を把握しやすくしました。
TODOアプリだと、案件単位のタスクの進捗状況を把握することができません。そこで一度TODOアプリに登録したタスクは案件管理の業務パッケージの下でTODOアプリに登録しているタスクを確認できるようにしています。
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