Funtone使用許諾規約

Funtone使用許諾規約

第1条(定義)

このFuntone使用許諾規約(以下「本規約」といいます。)において使用する用語の定義は、次の各号に定めるとおりとします。
(1) 「本契約」とは、本プラグインの使用に関して本規約に基づき当社と契約者との間で締結されるFuntone使用許諾契約をいいます。
(2) 「当社」とは、株式会社船井総合研究所をいいます。
(3) 「契約者」とは、当社との間で本契約を締結して本プラグインを使用する者をいいます。
(4) 「サイボウズ」とは、サイボウズ株式会社(理由の如何を問わず、商号が変更された場合、変更後の商号を含みます)をいいます。
(5) 「kintone」とは、サイボウズがクラウドサービスとして提供する業務改善プラットフォームをいいます。
(6) 「グロースクラウド」とは、当社が作成し、「グロースクラウド」の名称(名称が当社所定の通知又は告知により変更された場合、当該告知による変更後の名称を含みます)で提供するkintone上で動作する業務管理用のアプリケーションプログラムをいいます。
(7) 「本プラグイン」とは、当社が、「Funtone」の名称(名称が当社所定の通知又は告知により変更された場合、当該告知による変更後の名称を含みます)で提供する、kintoneの機能を拡張するためのソフトウェアモジュールをいいます。
(8) 「CS契約」とは、当社が提供するグロースクラウドカスタマーサービス、kintone伴走支援、その他当社が定めるkintoneに関するサービスに関する契約をいいます。
(9) 「本仕様」とは、本プラグインのユーザーインターフェース、機能、使用方法、対応端末、その他の要素に係る当社所定の仕様をいいます。なお、別途当社の指定のない限り、本仕様はkintoneにおけるプラグイン利用に関する仕様に準じます。
(10) 「本環境」とは、本プラグインを使用することができるkintone環境をいいます。
(11) 「代金」とは、本プラグインを使用するために契約者が当社に対して支払う対価をいいます。
(12) 「知的財産権等」とは、著作権(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含みます。)、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、不正競争防止法上の権利その他一切の財産的又は人格的権利をいいます。

第2条(使用許諾)

1. 本契約の締結及び本プラグインの利用は、当社との間でCS契約を締結されている事業者のみが行うことが出来ます。
2. 本プラグインの使用希望者から当社に対し当社所定の方式による申込(本規約及びサイボウズ所定のkintoneライセンス条項のすべての内容への同意を含みます。)がなされ、当社が当社所定の審査を行いその任意の裁量によりこれを認める場合には、当社が適切と判断する方法(書面又は電子メールの送信等)で当該使用希望者に対して通知します。この通知をもって当該使用希望者と当社との間で本契約が成立するものとします。
3. 本契約の締結をもって、当社は、本契約期間中、契約者(その役員、従業員その他契約者と雇用関係又はそれに類する関係にある業務従事者を含みます。)に対し、本規約に従い、契約者が持つkintoneドメインが同一の範囲で、かつ、契約者内部の業務に使用することのみを目的として本プラグインを使用することを許諾します。
4. 本契約が成立した場合には、当社は、速やかに、契約者に対し、本プラグインを圧縮ファイルの形式にて送付します。契約者は、同ファイルを利用し、自ら本環境へ本プラグインを追加し、kintone上において所定の手続を実施する必要があります。当社は同手続が適切に実施されたことを確認して、承認手続を行うことにより、契約者が本プラグインを利用出来る状態を提供します。なお、これらの手続及び本プラグインの提供方法につき、当社が別途明示的に定める場合は別途の定めによります。
5. 当社は、当社との間でCS契約を締結されている契約者について、次項の場合を除き、利用可能な状態を維持するために必要となる本プラグインの保守、管理及びバージョンアップにつき出来る限り対応し、最大限努めるものとします。ただし、予期せぬkintoneのアップデートその他の事由によりCS契約を締結している契約者が本プラグインを利用出来なくなったとしても、その法的責任を負うものではありません。
6. 契約者は、本環境の用意、セキュリティの確保(コンピュータウィルス等の有害なプログラムに対する予防措置及びその他の情報セキュリティのための措置を含みます。)、kintoneの使用許諾その他本プラグインを使用するために必要となる環境を、自らの責任と費用において整備するものとします。その環境の整備が不完全であること又は設置もしくは運用に不具合が生じたことに起因して契約者が本プラグインを正常に使用できず又は契約者に損害が生じたとしても、当社は、一切の責任を負わないものとします。
7. 契約者が本プラグインを使用して入力したデータについては契約者の責任と負担において管理するものとし(データの適時の保存及びバックアップ措置を含みます。)、本プラグインの誤作動又は作動停止等により当該データが消失した場合でも、当社は一切の責任を負いません。

第3条(保証及び責任の制限)

1. 当社は、本プラグインが本契約締結時点(本プラグインをカスタマイズせずに現状有姿のまま本環境に追加した時点)において、本仕様における本環境下で稼働することのみを保証します。同事項以外について、当社は、次の各号を含め、本プラグインの品質及び機能につき、いかなる保証も行うものではなく、本プラグインの使用に関して契約者に損害(データの消失又は毀損及び契約者の機会損失又は逸失利益等を含みます。)が発生した場合でも、当社は契約者に対して、一切の責任を負わないものとします。
(1) 本プラグインの使用に起因して契約社におけるkintone環境、契約者が使用する内部記憶装置を搭載したハードウェアシステム又はそのオペレーティングシステムもしくは契約者が使用するハードウェアシステムにインストールされている他のプログラムに不具合や障害が生じないこと
(2) 本プラグインが正確かつ完全であること(バグを含む瑕疵又は欠陥のないことを含みます。)
(3) 本プラグインが本環境において間断なく作動すること
(4) 本プラグインが契約者の特定の目的に適合し、有用であること
(5) 本プラグインが契約者に適用のある法令、業界団体の内部規則等に適合すること
(6) 本プラグインに入力・送付された情報が消滅、毀損しないこと
(7) 本プラグインがkintoneのバージョン又は仕様変更後も稼働すること
2. 当社は、前項柱書に反して本契約締結時点で本プラグインが正常に稼働しなかった場合には、代品を第2条第3項に定める方法により提供するものとします。ただし、契約者は、当該代品の納入について全面的に協力します。
3. 第1項柱書及び前項の規定にかかわらず、本プラグインが正常に稼働しなかった原因又は本プラグインに入力・送付された情報が消失した原因が次の各号に該当する場合又は契約者の本契約違反に起因する場合には、当社は契約者に対して一切の責任を負いません。
(1) 本プラグインが第三者のアプリケーションプログラム等と組み合わせて使用されたこと等に起因した場合
(2) 本プラグインが当社所定の環境以外で使用された場合
(3) 本プラグインがカスタマイズされた場合
(4) 契約者が本プラグインに入力・送付された情報をバックアップしていなかった場合
(5) その他当社の帰責事由によらない場合
4. 本条の規定は、本プラグインに関する当社の一切の責任を規定したものであり、当社は、請求原因の如何を問わず、本条の規定以外に一切の責任を負わないものとします。また、本条の規定による場合又は本契約の規定にかかわらず、本プラグインの使用に関して当社が契約者に対して法律上損害賠償義務を負うこととなった場合でも、その賠償の対象範囲は、当該原因行為により契約者に直接かつ現実に発生した相当因果関係の範囲内の通常の損害に限られるものとし、当社、名称及び種類のいかんにかかわらず、特別損害、付随的損害、間接損害、懲罰的又は派生的損害(逸失利益、データ消去、事業中断等による損害、信用損害、契約者の第三者に対する損害賠償義務を含みますがこれらに限定されるものではありません。)について一切の責任を負わないものとします。
5. 前項の規定に基づき当社が契約者に対して法律上損害賠償義務を負う場合、当社に故意又は重大な過失がある場合を除き、その賠償額の総額は、契約者が第4条(代金の支払)の規定に基づき当社に対して支払った本プラグインの代金相当額を超えないものとします。

第4条(代金の支払)

1. 契約者は、当社に対し、本プラグインの使用の対価として、当社所定の代金を、当社所定の支払方法に従って、当社所定の支払期日までに支払うものとします。なお、銀行振込手数料その他支払に要する費用は、契約者の負担とします。
2. 契約者が代金の支払をその期日に遅延した場合、支払済まで年14.6%の割合による遅延損害金を当社に支払うものとします。

第5条(禁止行為)

1. 契約者は、本規約において明示的に禁止されている行為の他、以下の各号のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断する行為をしてはならないものとします。
(1) 本プラグインの仕様上予定された範囲を超えての改変その他本プラグインの内容の同一性を失わせる行為
(2) 本プラグインを第2条第3項に定める目的以外に使用する行為
(3) 本プラグインを全部又は一部を問わず第三者に譲渡、貸与(使用許諾を含みます。)、担保提供その他の処分をする行為
(4) 本プラグインにリバースエンジニアリング、逆コンパイル又は逆アセンブラその他本プラグイン(そのソースコード又はオブジェクトコードを含みます。)を解析又は探索しようと試みる行為
(5) 本プラグインを複製、翻案、公衆送信(自動公衆送信の場合にあってはそのために必要な送信可能化も含む。)、その他著作権を侵害する行為
(6) 当社が定めるkintoneの利用に関する規約、契約、サイボウズが定めるライセンス条項、利用規約その他kintoneを使用するに当たり契約者が遵守すべき事項に違反する行為
(7) 契約者の役員、従業員その他契約者と雇用関係又はそれに類する関係にある業務従事者以外に本プラグインを使用させる行為
(8) 公序良俗に反する行為
(9) 契約者に適用のある法令、契約者が所属する業界団体の内部規則に違反する行為
(10) 当社又は第三者の知的財産権等、プライバシー権、名誉権、信用、その他一切の権利又は利益を侵害する行為
(11) 前各号の行為を直接又は間接に惹起し又は容易にする行為
(12) その他当社が不適切と判断する行為

第6条(知的財産権等)

本プラグインの知的財産権等は、サイボウズが保有するものを除き、全て当社に帰属します。本契約の締結によって、本プラグインに関する当社の知的財産権等が契約者に譲渡され又は本規約において明示的に契約者に付与された権利以外の権利が契約者に付与されるものではありません。

第7条(第三者の権利侵害)

1. 本プラグインが第三者の知的財産権等を侵害するものであるとして、第三者との間で紛争が生じた場合、当社及び契約者は、直ちにこれを相手方に通知するものとします。
2. 契約者は、前項の紛争の処理にあたり、当社に対し、実質的な参加の機会及び紛争を処理するために必要な権限を与え、並びに必要な協力を行うものとします。
3. 第1項の紛争によって本プラグインを使用することができなくなり又は契約者に損害が生じた場合でも、第3条に従い責任が生じる場合を除き、当社は一切責任を負わないものとします。

第8条(不可抗力)

当社は、法令の制定改廃、天災地変、停電、本環境への不正アクセス、契約者のオペレーションシステムその他環境又はkintoneの仕様変更・不具合・ライセンス提供の停止等その他当社の責によらない不可抗力に基づく事由により契約者に生じたいかなる損害についても、一切責任を負いません。

第9条(情報の取扱い)

契約者は、本契約に関連して当社が契約者に対して秘密に扱うことを指定して開示した本プラグインに関する情報について、当社の事前の書面による承諾がある場合を除き、本契約の目的以外に使用せず、また、第三者に開示しないものとします。

第10条(反社会的勢力の排除)

1. 契約者は、当社に対し、自己が、暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ又は特殊知能暴力集団等、その他これらに準ずる者(以下併せて「反社会的勢力」という。)に該当しないこと、及び次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを保証します。
(1) 反社会的勢力が経営を支配していると認められる関係を有すること
(2) 反社会的勢力が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
(3) 自己又は第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に反社会的勢力を使用していると認められる関係を有すること
(4) 反社会的勢力に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
(5) 役員又は経営に実質的に関与している者が反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有すること
2. 契約者は、当社に対し、自ら又は第三者を使用して次の各号の一にでも該当する行為を行わないことを保証します。
(1) 暴力的な要求行為
(2) 法的な責任を超えた不当な要求行為
(3) 取引に関して、脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為
(4) 風説を流布し、偽計を用い又は威力を用いて当社の信用を毀損し、又は当社の業務を妨害する行為
(5) その他前各号に準ずる行為
3. 契約者が反社会的勢力もしくは第1項各号のいずれかに該当し、もしくは前項各号のいずれかに該当する行為をし、又は第1項の規定に基づく表明・保証に関して虚偽の申告をしたことが判明した場合には、契約者は、本契約に基づき当社に対して負担する一切の債務について当然に期限の利益を喪失し、当社は、何らの催告なくして、直ちに本契約を解除することができます。
4. 当社が前項による解除を行う場合でも、契約者は、本プラグインの使用の有無を問わず、代金全額の支払義務を免れないものとします(既に代金を支払済みの場合、当社はこれを契約者に返還しないものとします。)。

第11条(紛争処理及び損害賠償)

1. 契約者は、故意又は過失により本契約に違反し当社に損害を与えた場合、これを賠償するものとします。
2. 契約者が、本プラグインの使用に関連してその顧客その他の第三者との間で紛争が生じた場合、契約者の費用と責任において当該紛争を処理するものとします。但し、第7条に該当する場合は、同条の規定に従うものとします。
3. 契約者は、前項の紛争の処理にあたり、当社に対し、実質的な参加の機会及び紛争を処理するために必要な権限を与え、並びに必要な協力を行い、また当社の指示に従うものとします。

第12条(契約期間)

  1. 本契約の契約期間は本契約の成立時を始期とし、契約者がCS契約を締結している期間とします。
  2. 契約者と当社との間のCS契約、契約者とサイボウズとの間のkintoneの利用に係る契約が終了した場合又は次条(期限の利益喪失・解除)もしくは第14条(解約)により本契約が解除又は解約された場合は、本契約は直ちに終了します。

第13条(期限の利益喪失・解除)

1. 契約者が本契約に違反し、当社が相当期間を定めて催告したにも拘わらず是正されない場合(但し、本規約に別段の定めのある場合を除きます。)には、契約者の本契約上の債務は期限の利益を失い、当社は直ちに本契約を解除することができます。
2. 前項の規定にかかわらず、契約者が次の各号の一に該当した場合、契約者は本契約に基づき当社に対して負担する一切の債務について当然に期限の利益を喪失し、当社は、何らの催告なくして直ちに本契約を解除することができます。
(1) 信用状態が悪化した場合
(2) 事業の継続が困難になった場合
(3) 実質的支配関係が変化し従前の事業主体との同一性が失われた場合
(4) 当社に対する重大な背信行為があった場合
(5) 第5条(禁止行為)に違反した場合
(6) その他当社が本プラグインの使用を適当でないと判断した場合
3. 当社が本条による解除を行う場合でも、契約者は、本プラグインの使用の有無を問わず、代金全額の支払義務を免れないものとします(既に代金を支払済みの場合、当社はこれを契約者に返還しないものとします。)。

第14条(解約)

契約者は、本契約の有効期間中は中途で解約することができません。また、何らかの事由により解約を認める場合でも、契約者は、本プラグインの使用の有無を問わず、本契約の代金全額の支払義務を免れないものとし、既に代金を支払済みの場合、当社はこれを契約者に返還しないものとします。

第15条(本契約終了後の措置)

1. 事由のいかんにかかわらず本契約が終了した場合、契約者は、直ちに、本環境から本プラグインを消去し、以降、本プラグインを一切使用しないものとし、当社は、当該消去がされず、又は本プラグインの使用が継続される場合、本環境から本プラグインの消去その他必要な手段を実施出来るものとします。なお、本契約終了後も、本環境に本プラグインが存在する場合、契約者は本プラグインを使用したものとみなします。
2. 前項にかかわらず、本契約終了後において契約者が本プラグインを消去せず、又は使用を継続した場合、当社はそれによって生じた一切の損害について責任を負いません。
3. 契約者は、当社が求めた場合は、前項の消去を実施したことを証明するため、別途当社所定の文書に所定の事項を記入し、当社に提出するものとします。
4. 本契約が終了した後であっても、第7条(第三者の権利侵害)、第9条(情報の取扱い)、第11条(紛争処理及び損害賠償)、第15条(本契約終了後の措置)、第17条(分離条項)、第18条(完全合意)、第19条(管轄)及び当社の免責に関する規定はなお効力を有するものとします。

第16条(届出事項)

契約者は、商号もしくは名称、氏名、住所、電子メールアドレス、電話番号その他本プラグインの使用に関する当社への届出事項の内容に変更があった場合には、速やかに当社に対し変更の届出をするものとします。なお、速やかに当該届出がされなかったことで、契約者への通知の遅延・不達等により契約者が不利益を被ったとしても、当社は契約者に対して一切の責任を負わないものとします。

第17条(分離条項)

本契約の条項のいずれかが何らかの法令と抵触するときは、後者が優先し、本契約の当該条項はかかる抵触を除去するのに必要な限りで制限又は削除されるものとします。この修正又は削除によっても本契約のその余の条項には影響を与えず、本契約自体は完全な効力を有するものとして継続するものとします。

第18条(完全合意)

本規約は、本契約に関連する当社及び契約者の完全なる合意を構成し、本契約の締結以前に当社及び契約者間でなされた本契約に関連するいかなる口頭又は書面による合意も、全て本規約に取って代わられます。

第19条(管轄)

本プラグインに関連して契約者と当社の間で紛争が生じた場合、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第20条(規約の変更)

1. 当社は、あらかじめ契約者の承諾を得ることなく、いつでも本規約の内容を変更することができるものとします。
2. 当社は、本規約の内容を変更した場合には、速やかにその変更内容を電子メール、FAX、郵送その他これらに準ずる方法で契約者に通知し、又は当社のWEBサイト上への掲載その他合理的な告知方法により告知し、同通知又は告知において指定された期日以降において変更の効力が発生します。なお、契約者が同期日以降に本プラグインを利用した場合には、変更後の本規約に同意したものとみなされます。


以上