船井デジタル道場

Digital Dojo

ぼたんポチッからの卒業!『ルックアップ自動取得プラグイン』のご紹介

公開日:2024年04月16日
あこまる

こんにちは!あこまるです。

船井総合研究所で、kintone(グロースクラウド)のお仕事をしています!
この船井デジタル道場では、「kintoneって簡単で使いやすい!」「Funtoneって便利だな!」と思ってもらえるような記事を公開していきますので、よろしくお願いいたします♪

あこまる

今回ご紹介するのはルックアップ自動取得プラグインです。
活用例もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

kintoneでアプリ間の連携をする際、下記のようなお悩みはございませんか?

kintone
ユーザー

「ルックアップの「取得」を押さずに自動でレコードを取得したい!」

「アクションで飛ばしたデータから、自動でルックアップしたい!

今回ご紹介する「ルックアップ自動プラグイン」は、
こんなお悩みを解決してくれるプラグインです!

ルックアップ自動取得プラグイン」とは?

「ルックアップ自動取得プラグイン」とは、アクションなどでアプリのフィールドを別アプリに飛ばした際、そのデータをもとに自動でルックアップをしてくれるプラグインです。

プラグインを設定していない場合のイメージ

今回は「AアプリからBアプリへのアクション」「Bアプリ上でAアプリからのルックアップを一緒に行うことを仮定します。

プラグインを使用しない状態だと、下記のような動作になります。

動作①:プラグイン不使用のイメージ

「アクション」の機能でAアプリからBアプリに指定したフィールドのデータを飛ばすことはできます。

しかし、Bアプリの「ルックアップ」の機能は「取得」というボタンを押さなければデータが反映されません・・・。

そのため、3つのデータをルックアップしたい場合は、取得ボタンを3回押す必要があるのです。

kintone
ユーザー

確かに「アクション」も「ルックアップ」もとても便利な機能だけど、
Bアプリで毎回「取得」ボタンを押すのは手間だな・・・

あこまる

そんな時に大活躍してくれるのが
ルックアップ自動取得プラグインなのです!

「ルックアップ自動取得プラグイン」を設定した場合のイメージ

早速ですが「ルックアップ自動取得プラグイン」を設定した場合のイメージをご覧ください!

動作②:ルックアップ自動取得プラグインを使用したイメージ

なんと!

アクション後のルックアップの「取得」ボタンのクリックが一切不要になりました!

さらに、通常のルックアップフィールドだけでなくテーブル内のルックアップフィールドにも対応しています。

動作①では「3つのデータをルックアップしたい場合は、取得ボタンを3回押す必要がある」とお伝えしましたが、このプラグインを使うことで「取得ボタンを押す必要がなくなる」のです!

・反響管理アプリから案件管理アプリへのアクション
・案件管理アプリから見積書アプリへのアクション
・案件管理アプリからTODOアプリへのアクション など

様々な用途で便利に使っていただけるプラグインです!

ルックアップ自動取得プラグイン』の設定方法

本記事では船井総研オリジナルプラグイン「Funtone」を使用しています

◆プラグインの利用対象企業

◆プラグインの取得方法
プラグインダウンロード専用URLからプラグインをダウンロードしてください。
専用URLが不明な方は、弊社とのチャットワークグループにてご質問ください。

プラグインの追加方法

プラグインを追加する方法は、下記関連記事をご参照ください。

フォームの設定①(ルックアップを設定するアプリ)

まずは、アクションでデータを飛ばす先のアプリ(Bアプリ)ルックアップフィールドを設定します。

今回は通常フィールドに「顧客管理検索テーブル内フィールドに「商品検索を設定しました。

図1:フォームの設定①

「ルックアップ」のポイント
ルックアップフィールドとは、別アプリに登録されているデータをコピーすることが出来る機能です。
kintoneのフィールドでは「取得」「クリア」というボタンが出るのが特徴です。

他のアプリから入力情報を取得!ルックアップの設定方法

フォームの設定②(ルックアップ元アプリ)

①では、データを飛ばす先のアプリの設定をご紹介しましたが、次はデータを飛ばす元のアプリ(Aアプリ)の設定に移ります。

今回は分かりやすいように、①で作成したフィールドと同じフィールドを用意しました。

図2:フォームの設定②

アクションの設定

次はアクションの設定をします。

「アクション」とは?
レコードのデータを指定したアプリにコピーする機能です。
データの打ち間違いや、二度打ちを防ぐとても便利な機能です。

レコードのデータを再利用して入力の手間を削減!アプリアクション機能について

今回は、AアプリからBアプリにコピーをするため、Aアプリでアクションの設定をします。

アクションの設定は、設定タブの「アクション」をクリックします。

図3:アクションの設定①

アクションの設定画面に入ったら、下記のように設定を進めましょう。

図4:アクションの設定②

設定が出来たら、アプリを更新します。

プラグインの設定

いよいよプラグインの設定に移ります!

今回「ルックアップ自動取得プラグイン」を入れるのはデータを飛ばす先のBアプリです。

プラグインの追加が出来たら、プラグインの設定に入ります。

図5:プラグインの設定画面

ここでは「どのルックアップフィールドで自動取得を行うか」の指定をすることが出来ます。

そのため、Bアプリに入っているすべてのルックアップフィールドに対して自動取得を行うことも可能ですし、指定したルックアップフィールドのみで自動取得を行うことも可能です。

設定が出来たら、アプリを更新します。

以上で設定が完了です!お疲れ様でした。

最後に

いかがでしたでしょうか?
設定方法が簡単で使いやすい『ルックアップ自動取得プラグイン』のご紹介でした!

このプラグインについての使い方や、自社に応用させる際のアイデアにお困りの方は、
是非弊社までお問合せくださいませ。

また、「ほかにも設定簡単で便利なプラグインが知りたい!」という方がいらっしゃいましたら、
下記に、設定がとても簡単なプラグインの紹介記事を掲載していますので、ぜひご覧ください!

船井総研はサイボウズ®のオフィシャルパートナーです!

船井総研では、コンサルティング会社として中小・中堅企業様をご支援する中で、kintoneを利用した業務改善も多数行っています。

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