船井デジタル道場
kintone hive 2024 Osaka 参加レポート!~前編~
皆様こんにちは、格さんです!
私は船井総研の大阪所属でして、大阪はもう夏かな!?というくらいに暑い日が続いていますが、皆様の地域はいかがでしょうか?
さて、いつもはkintoneのハウツー記事を載せている当ブログ。
今回は私が初参加した「kintone hive」が超!超!!超!!!良かったので!!!!、参加できなかったkintoneユーザーさん達にぜひぜひ共有したいと思い、参加レポートを書きました。何か参考になれば幸いです!
「kintone hive」ってなんだ?
kintone hive公式ポータルサイト:https://kintone.cybozu.co.jp/jp/event/hive/
kintone hive(キントーンハイブ)とは、kintoneの開発・提供会社であるサイボウズ®様主催のkintone公式ユーザーズイベントです。
本イベントでは、kintoneユーザーさん達による「自社でこんな風にkintoneを使って業務改善したよ!」といった内容の事例共有が行われます。
……という紹介だと「フーン…?」って感じですよね。
かく言う私自身、kintone hiveのことは去年きゅりえさんから聞いていたものの「フーン、そんなイベントあるんですね~」という薄い反応をしていました。そのときに2023年のときのイベント公式サイトを見てもいましたが「フーン、事例紹介イベントね~」としか捉えていませんでした。
で・も!!
違ったんです!!!!
参加してみてわかった!!!!
このイベントは「フーン」程度のものじゃなかった!!!
アツいし、なにより面白い!!!
えっ、事例紹介で面白いってどういうこと!?と思われるかもしれません。
でもでも本当に面白かったんです。会場では笑いも起きていました。
(大阪開催だからか、講演者さん達が積極的に笑いを取りにいったのもある…笑)
本レポートで、まだkintone hiveに参加したことのない方に「フーン」から「なんか面白そやな!来年行ってみよか!」と感じていただければ嬉しいです!!
開催場所・時間
大阪の人なら知っている人も多い、Zeppなんばでの開催でした。
受付は14時から、イベントは14時半スタート。
昼ご飯食べて一息ついた時間から開始なのがまた良いですね。
私は淀屋橋のオフィスを12時半頃に出て、なんばパークスで昼ご飯を食べてから向かい、14時ちょうどに会場に着きました。
(超余談ですが、なんばCITY 南館 1Fに昔からあるイタリアンの店が安くて美味しくてオススメです)
会場内コンテンツとノベルティ
受付で受講票をピ!としたあと、今回のイベントのチケットを貰ったのですが…
見てください、こちら、
なんとなんと、食べられるチケット!!!
まさかの「ライブチケット風 焼きかまぼこ」!!!!
えっ、どういうことぉ…?と困惑しながら数歩歩き、手元のチケットから顔を上げると、
プ、プリクラがある~~~!?!!!
えっ、いやいや待って、ちょっと待って、「kintone hive限定」て書いてあるけど。
えっ、kintone hiveのためにオリジナルのプリクラ機作ったの!?
どういうこと!?!?サイボウズさん凄すぎない!?!?!!
今回私は一人参加だったためにプリクラ撮る勇気無かったのですが、レポート用に撮ればよかったと今これを書きながら悔いています。来年は撮ります(宣言)。
衝撃のプリ機から視線を右へとずらすと、「キンくじやってま~す!」とスタッフさんに声をかけられました。
景品を見ると、パンダグッズが当たるようです。なんでパンダ…?
残念ながらハズレでしたが、プロセス管理機能がバージョンアップしたことが書かれていました。
食べられるチケットといい、プリ機といい、こういうアイデアってどこから出てくるのでしょうか?
凄すぎてもう「凄い」という言葉しか出てこないよ…
などと考えながら歩き、誘導に従って着席しようとしたところ、椅子にはオリジナルひざ掛けが用意されていました。
もうね、本当に凄すぎるぞサイボウズさん…!
周辺情報が多くなってしまいましたが、いよいよ次から本イベントの主題、6社のユーザー事例を紹介していきます!!
ユーザー事例 ~前編~
各講座内容は以下をクリックしてご覧ください!
なお、テキスト&画像の量が多く、ページが重くなってしまう都合上、
本レポートは「前編」「後編」に記事を分けて公開します。
後編の公開はもう少しお待ちください(*^_^*)
※動画撮影はNGだったため、記憶を呼び覚ましながら書いています。講演内容の記載漏れ・内容の順番違いはご容赦ください(^_^;)
ユーザー事例1:おのえメモリアル株式会社 森垣様
~既存業務をkintoneで管理。「お客様に心で寄り添う時間」を増やした事例~
ユーザー事例1は、おのえメモリアル様。
前説していた司会からのフリで発表者さんが壇上に上がるのですが、急にしめやかなBGM…お葬儀を彷彿とする写真…
そして「それっぽい」服装の男性が中央へ…
本職の人による葬儀開始時に似せた入りで、会場内は「いったい今から何が始まるんだ…?」という雰囲気から「なるほど、そういうことね!」の笑いと拍手で会場内が温まり、第一講演スタート!
まずはkintoneを導入した経緯をご説明いただきました。
葬儀屋さんの仕事は多岐にわたり、しかも短時間で色んなことをしないといけないのですが、その多くを紙で管理していたとのこと。
葬儀専門のパッケージソフトも併用していたそうですが、パッケージソフトであるがゆえに、「かゆいところに手が届かない」こともままあったそうです。
この状況について、社長が「これからの時代、このままではよくない…!」と思われたことがおのえメモリアル様のDXのはじまりです。
社長を含めたDX推進担当メンバーの一人としてアサインされた後、森垣様がまず着手したのは、業務の棚卸しと業務フローの作成です。
既存業務をkintone化するに際して、業務フローを明確にすることはとても重要です。
kintone SIGNPOSTでも、「業務の流れを掴む」ことの大切さが説かれています。
業務の見直しをし、kintoneで効率化できるのはどこかを確認してからアプリ作成に着手。
森垣様がカスタマイン様とともにアプリ開発を進めていたあるとき、カスタマイン様から「そろそろアプリの内製化(自分で作る)をしませんか?」と言われたそうです。
これをきっかけに内製化にチャレンジし、少しずつアプリを作っていって、今では300個以上ものアプリがあるとのこと…!
300個以上……、えっ、300個以上!?
そんなに多くものアプリ、どう使っているんだろう。と、気になりますよね。
私も気になったので、講演後に森垣様に聞きに行きました!
300個以上ものアプリ、どのように使い分けているのでしょうか?
こういうときはこのアプリ、みたいなマニュアルを作って確認しながら…とかですか?
いいえ、事務職と営業職それぞれで使うアプリが決まっていて、実際に操作するアプリは300個あるうちの一部だけです。
他のアプリは「krew Dashboard(クルー ダッシュボード)」と連携するデータ置き場などに使っています!
なるほど、そういうことか…!
なおkrew Dashboardは、私たちもご支援先企業様にご案内することがあります。
krew Dashboardでどういうことができるの?と気になった方は、以下の事例記事が参考になるかもしれません。
他にも、「カレンダーPlus」で訪問予定を紙からデジタル管理に移行してリアルタイム見える化したり、「レポトン」で簡単に帳票を作成したりしている話も伺いました。
なお、どちらのプラグインも、当ブログで機能概要や詳しい設定方法を解説しています!
気になった方は以下記事をご確認くださいませ!
また、力を入れて作ったアプリはフィールド数も設定できる最大値の500個と多く、タブ分けしたらしたで今度はタブが多すぎて画面外に見切れてしまったそうです。
こちらはカスタマイン様のプラグインを使用し、画面上のボタンをクリックしたら適するタブに切り替わるようにして、見やすく&使いやすくしたとのこと。
ところで、葬儀業ではお客様宅での業務も多々あり、そのお家に訪問客があった場合、お客様は訪問客対応に離席されるために、スタッフは一人でお客様のお戻りを待つ…ということがよくあるそうです。
でもkintoneを導入し、業者への発注アプリも作った今は、ちょっとした待ち時間中に葬儀で使う物品の発注もできるようになり、業務効率が上がったとのこと!凄い!!
ただ、そんな便利なkintoneもスムーズに導入できたわけではなく、他社員からの反発があったそう…。
これはkintone導入時の「あるある」です。
森垣様は、これら社内からの声に対して、トップダウンで無理やり押し付けるようなことはせず、丁寧に話しあって一つずつ解消していったそうです。
デジタルツールに苦手意識を持ちやすいはずの最年長の社員さんが「皆で使いながら覚えよう!」と率先してくれたのも助かったとのこと。社内でkintoneを使う練習会もしたとのこと。
社内展開時に味方がいると心強いですね…!
もし本レポートの読者様で、kintone構築途中・これから社内展開予定、という方がいらっしゃいましたら、ぜひ「味方を作っておく」ことをしてください!
おのえメモリアル様ではkintoneで業務改善を続け、より良い時間の使い方ができるようになったことで、毎年新卒社員の採用もできるようになったとのこと。kintoneで素晴らしい発展をしていらっしゃる…!
最後に、森垣様がお話しされた、
「本来、お葬儀には紙もシステムもいらない」
「でも、人と向き合う時間を生み出すためにシステムが必要」
というお言葉が印象的でした。
しめやか~な雰囲気と話し方に変わり、皆で「合掌…」して講演終了!
開始時と対になるオチに、会場内は「ふふふ…!」と温かな笑いと拍手に包まれました。
森垣様、ご講演ありがとうございました!
ユーザー事例2:BABY JOB株式会社 長野様・塩澤様
~新規事業のシステムをkintoneで構築した事例~
ユーザー事例2のBABY JOB様は、子育てのお助けサービスを展開されている会社です。
おむつサブスク「手ぶら登園」などを自社でシステム開発し、保育施設に展開していらっしゃいます。
子育てで大変なことって、山ほどあります。
他にも助けになれることがないかな、と新規事業を模索する中で、「お昼寝用グッズの持ち帰り&持って行きってすごく大変!」ということに着目し、お昼寝用シーツのサブスク立ち上げが決定!
…と、決まりはしたものの、
という課題が立ちはだかったそうです。
そこで、お昼寝用シーツサブスク企画者の塩澤さんは「kintoneを使って、自分でシステムを作ってみよう!」と一念発起!
サービスを利用する園児の情報確認はkintone×kViewerで!
お昼寝用シーツの発注はkintone×FormBridgeで!
そしてその注文情報はkintoneで確認!
レコード一覧を発注ステータスごとに色分けして、発注状況が一目瞭然!
なおレコード一覧のフィールド背景色変更は、サイボウズさんの「条件書式プラグイン」で簡単に実装できます。
当ブログでも以下の記事で解説していますので、ぜひお試しあれ!
さらに! メーカーに発注する際の発注書はkintone×PrintCreatorで簡単生成!
す、凄い…! 一分の無駄も感じさせないお手本のようなkintone活用…!!
このクオリティともなるとどこか支援会社入ってるだろうな~どこかな~~と思いながら見ていると、なんと…!!
一人で!? しかも一週間…だと…!?!?
なお一緒にご登壇された長野様は、kintoneをがっつり約2年使ったことがあるとのこと。
その知識が背景にあるとしても、IT知識のない人が一人で、しかも一週間でここまでやるって、それなんて魔法…?と気になりますよね。
私も気になったので講座後に聞きに行きました!
ちょうど塩澤様は離席されていたので、長野様へ質問!
あれを塩澤様お一人で、それも一週間で作ったってめちゃくちゃ凄いと思ったのですが、あの、本当にお一人で…? 実はチームで作ったとかではなくですか…?
はい! 社内には私の他にもkintoneを扱える者がいるので、周りや上長に相談しながらではありますが、塩澤が一人で作り上げました!
ほへぇ…凄い、凄すぎます!!
プログラミング知識やIT知識が無い人でも、このような業務システムを自分で構築できるのがkintoneの良いところ。
なおkintone公式サイトの情報によると、kintone導入担当者の93%が非IT部門だそうです。
「業務をよく知っている人がつくるシステムは、業務にぴったりフィットします」とのことですが、まさしくその通り!のケースですね。
新規立ち上げサービスともなると尚更、企画立案者以上に業務をよく知る人は存在しません。
その当人が必要と思うシステムを自分で組んでいくのですから、唯一無二のフィット感のはずです。
また、塩澤様はkintoneを構築するにあたって、
ということを大切にしたそうです。
「やりたいことを自分で実現できる」というのはkintoneの良いところなのですが、なまじできてしまうがために、必要以上に複雑化させてしまうことがままあります。
kintone SIGNPOSTでも、構造の複雑化を回避するために「アプリ作成ルール」について述べられています。
塩澤様は各方面から入ってくる要望を、以下ようにシンプルな方法で実現されたそうです。
↓ この方法で解決! ↓
↓ この方法で解決! ↓
なお通知機能について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご確認ください!
kintoneを使えば、新規事業の業務システム構築だってできる!
自分でできるからこそ新しいことに挑戦しやすい!
という素晴らしい事例でした!!
長野様、塩澤様、ご講演ありがとうございました!
ユーザー事例3:株式会社オーシン 藤田様
~kintoneを社内情報のアーカイブズとして活用した事例~
ユーザー事例3のオーシン様は、厨房機器のメーカーです。
藤田様が入社した当初、ある日のワンシーン再現からはじまりました。
藤田くん、クロシズクのヨンゴウを持ってきて~!
はいっ、わかりました! (‘ω’)ノ
(クロシズクのヨンゴウ…って何の商品のことだっけ…?汗)
さてこの「クロシズクのヨンゴウ」とは「黒しずくの4合」であり、黒色の炊飯鍋商品・4合炊きサイズを指しているのですが、新人である藤田様にはまだ十分な商品知識がなく、何の商品かがわかりません。
戸惑いながら倉庫に行き、それらしい商品を発見できたものの、商品には「黒しずく」の表記は無く「ご飯鍋」のラベルが貼られているのみ。
不安を抱きつつ「これであっていますか?」と先輩社員のもとへ持って行く。
違っていたらまた倉庫に探しに戻らないといけない。(4合炊きの土鍋、そこそこ重いのに…)
ああ、私にはよくわかります、
新人を混乱のるつぼに突き落とす社内用語問題!!!!
余談ですが私も現職に就いた当初、先輩が言う「テーブル バラバラ プラグイン」や「カラーコーンのプラグイン」といった社内独自のプラグイン名称を聞いては、それってどのプラグインのことぉ…?(滝汗)と困惑しきりでした。
わからないなら聞けば良いのですが、入社したばかりで人間関係が構築できていないときはどうしても聞きづらさがありますし、特に「前に一度聞いたことがあるような気がすること」は尚のこと聞きづらいんですよね…。
なお前者はTiS様の「テーブルデータコピープラグイン(パズルをバラバラにしたようなアイコン)」で、後者はTiS様の「ルックアップコピーフィールド検索プラグイン(カラーコーンのアイコン)」です。笑
また、新人の藤田様を困らせた問題はもう一つありました。
ある商品の規格サイズが必要となり、人に聞いたり社内の書類を見たりして調べるのですが…
そのどれも答えが一致しない…!
結局どれが正解なのさ!?と正解に辿りつくのに時間がかかったそうです。
これらの問題、本記事の読者様も「あ~わかる~、うちもそうだわ~(^_^;)」と思いながら読んでくださっているのではないでしょうか。多くの企業で「あるある」の問題ですよね。
いずれも根本的な原因は、情報が一元管理されていないこと。
「習うより慣れろ」という考え方も、確かに大切です。
でも、新人の独り立ちに必要以上に時間がかかりますし、皆が皆、ちょっとアレについて知りたいと思っても「知る」という単純なことに時間をかける状況は非効率です。
そこで藤田様は、この問題を見過ごすわけでも、誰かに改善を求めるでもなく、
この状態のままでは良くないよなぁ…
ちょっとしたことを調べるにも皆時間がかかっているし、情報をバラバラに管理していると、いつかトラブルになるかもしれない…
……そうだ、自分で社内情報のアーカイブズを作ってみよう!!
となったそうです。自給自足!凄い!!
さてアーカイブズを作ってみようとなったわけですが、「情報を1か所にまとめればいい」という単純な話ではないようで…
このように言語化して見せていただくと、「ああ、確かにそうだな」となりますね。
ただ集めるだけでなく、いかに集めた情報を管理し、使いやすくするか。
とはいえ、です。
「さあ、アーカイブズ・プロジェクトをはじめるぞ!」という段階で、そんな先々の活用のことを考えてみたところで、社内に類似プロジェクトの前例があるでもなく、最良・最善が何かだなんてわかりません。
きっとこの「こういうことができるアプリを作りたいけれど、どう設計すれば…?」というお悩みは、kintone導入当初のあるあるでしょう。
藤田様の解決策は、こちらです。↓
まずは、やってみよう!
難しいことはいったん横に置いておいて、アプリに情報を入れてみよう!
他社に依頼して開発してもらうシステムではこうはいきませんが、kintoneは自分で構築するからこそ、自由で気軽なスタートが切れるのがいいところ♪
kintone SIGNPOSTでも藤田様のように、最初に精密な計画を作ろうとするのではなく、小さく初めて素早く繰り返すことについて述べられています。
また、一概に「社内の情報」と言っても、その情報種別は様々です。
商品情報、顧客情報、etc……。
こういうとき、無理に一つのアプリに全部入れる必要はありません。
藤田様の事例では以下の通り、情報種別ごとに作り分けられています。
アーカイブズをメインとしたアプリ構築で、アプリ数160ってどういうこと…!?と気になりますよね。
私も気になったので、講演後に聞きに行きました!
160って凄いアプリ数だなと思ったのですが、どういったことに使っているんですか…?
普段は使わないアプリが大半で、使うか使わないかわからない情報をとりあえず入れておくアプリなどがあります。
例えば、社員の誕生日情報だけを入れているアプリとか、メディア掲載情報だけを入れているアプリとか。
でも、このように「とりあえず入れておくアプリ」を作ったことで、メディア掲載情報が必要となったときに、すぐに必要な情報が取り出せるなど役に立っています!
そういう使い方なのですね…!
確かに、「とりあえず入れておく」をしていると、数年後とかに急にそのデータが必要となっても困らないですし、kintoneなら最大500アプリの制限内なら何個アプリを作っても別途費用は掛からないですもんね…!
その情報を今後使うかどうかはわからない。
わからないなら、その情報を捨てるのではなく、「とりあえずkintoneに入れておく」。
そんな気軽なアプリ構築&情報管理ができるのも、kintoneならでは!
また、多種多様な商品を扱うメーカーさんならば、正式な商品名がぱっと出てこなくても商品イメージは頭に浮かんでいて「あの、ほら、アレだよアレ」ということもあろうかと思います。
商品名がわからなくても、頭の中に浮かんでいる商品イメージから情報を引き出せれば使いやすいですよね。
その要望に応えるプラグインがコチラ! ジャンッ!!
こちらのプラグインを使うと、プラグインによって生成された検索フィールドに文字を入力した瞬間に、該当するレコードの一覧を表示できるだけでなく、添付ファイルフィールドに登録した画像を一覧に表示できるとのこと!
同じ商品のパーツ違い・付属品違いなど、似た商品名が多い場合に一覧から見つけやすくなって便利!
さらに、冒頭のワンシーンのように社内独自の呼び名がある場合、その別名でも検索できると便利さは増しますよね。
そこで、コチラ! ジャンッ!!
各レコードにX(旧称:Twitter)のハッシュタグのような情報を登録でき、レコード詳細画面で登録したタグをクリックすると、同じタグを持つレコードの一覧画面を表示できるそうです。
「一覧高速検索&絞り込みプラグイン」との合わせ技で、情報の管理・活用がより良くなったとのこと。
とはいえ。パートツー。
やっぱり出るのが、社内からの反発…!
でも…大丈夫~!
どうしても「紙じゃないと」なら、従来通り紙を用意しておけば良い!
kintoneから1クリック出力すれば、従来と同じ紙管理であっても作業効率・時間は改善可能!
最後にまとめとして、ここまでのお話を再度お聞かせいただいたのですが、
「kintoneを様々な社内情報のデータベースとして使う」という事例は、自社でも同じことができそう!と聞いていてワクワクしました!
また、藤田様の「難しいこと、ややこしいことは一旦置いておいて、まずはやってみようよ!」の精神は、私だけでなく、会場にいた多くのkintoneユーザーの心にも「そうだ、まずはやってみよう!」の灯をともしたことと思います!!
藤田様、ご講演ありがとうございました!
前半3講演、いずれも参考になる内容ばかりでした!
後半3講演も近日中に公開予定です。お楽しみに♪♪
船井総研はサイボウズ®のオフィシャルパートナーです!
船井総研では、コンサルティング会社として中小・中堅企業様をご支援する中で、kintoneを利用した業務改善も多数行っています。
様々な業種でkintoneを用いた業務改善を行った実績があり、そのノウハウを活かして「kintone伴走支援」サービスを提供しております。
「kintoneの運用に困っている…」という企業様だけでなく、
「kintoneでもっと業務改善をしたい!」
「kintoneをもっと使いこなしたい!!」
という企業様も、ぜひ船井総研のkintone伴走支援をご活用ください!